龍（りゅう）は鳳凰（ほうおう）と共に中国で考え出された想像上の霊獣です。水中や地中に住み、空を飛び、雲や雨を起こして雷を放つ龍は、古来より様々なスタイルで描かれてきました。「万暦風龍絵」は、中国・明の時代をしのばせる縁起の良い龍の絵柄で描いた、初春の慶事にふさわしいめでたい迎春揃です。

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